
webライターのユザワ屋(@sakuraworks96)です。
宅録を始めようと思った時に悩むのが、「DAWソフト選び」ですよね。
私は、「Studio One」一択でした。
今回は、私がStudio Oneを選んだ理由について解説したいと思います。
宅録初心者だった私がStudio Oneを選んだ理由
宅録初心者だった私がStudio Oneを選んだ理由は、一番価格が安かったからです。
当時購入したのは「Studio One2」(現在の最新はStudio One5)ですが、最上位の「Professional」を購入した時の価格は、確か約30,000円〜35,000円ほどでした。

現在は少し高くなっていますが、それでも最上位版でこの値段は破格です。
ちなみに人気の「Cubase」の最上位版は以下の通りです。

Cubaseは少し触った経験があったのでDAWソフトの候補に上がっていたのですが、価格競争でStudio Oneに負けました(ユザワ比)
Studio Oneの操作感
それまで、知人の家でCubaseを使って打ち込みなどを手伝ってはいましたが、自分でDAWソフトを購入したのは初めての経験でした。
Studio Oneを使ってみた最初の感想は、
「あ、これは使いやすい!」
でした。
Studio Oneは「シングルウィンドウ」を採用していたので、ミキサーの操作からトラックの調整まで一つの画面で作業ができました。
初心者にとっては、あっちの画面に行って、またこっちの画面に戻ってと画面を切り替えるのはストレスです。
Studio Oneでは、画面の移動が少なかったのでストレスなく作業ができました。
Studio Oneでの打ち込みに関しては、肌感覚では可もなく不可もなくといった感じです。
沢山のDAWを経験した訳ではありませんが、ピアノロールがあるので特に入力に不自由は感じませんでした。
Studio Oneを選んで良かったと感じた3つの理由
私がStudio Oneを選んで良かったと感じた3つの理由を紹介します。
付属している音源が優秀
Studio Oneに付属で入っている音源ですが、音質が良くて優秀だと感じました。
私はベースを担当しているので、ドラム音源にはややこだわりを持っています。
そんな私ですが、現在でもドラム音源は買い足しておらず、付属のドラム音源を使用し続けています。
有料のドラム音源と比べれば確かに差はありますが、ドラム音源については最初に買い足す音源ではないと感じました。
私はギターが弾けないので、最初に買うとしたらギター音源になるでしょう。
ギターの音は、他のDAWソフトと同様、とても使えるものではありません。
シンセやピアノについては元々馴染みがない楽器なので、特に音質に不満は感じませんでしたね。
ヒューマナイズ機能
「ヒューマナイズ機能」は、スナップできっちりと打ち込んだ音に人間が演奏する自然なズレを付与してくれる機能です。
この機能を使うことでドラムの打ち込みなどに微妙なズレが生まれるので、人間味を加えることができます。
しかもクリック一つで!
元々、ドラムトラックの打ち込みの際にはベロシティ(音の強弱)などを微調整していましたが、ヒューマナイズ機能とセットで使うことで、より自然なドラムトラックが作れるようになりました。
ヒューマナイズ機能には「強」と「弱」の2種類があるので、楽曲の雰囲気に合わせてズレを調整できる点が非常に便利でしたね!
マスタリング機能
Studio Oneでは、最上位のProfessionalを購入すると録音からマスタリングまで一貫して行えるという点にも魅力を感じていました。
本来であれば、マスタリングには「Wavelab」などのマスタリング専用ソフトが必要だと思っていたからです。
実際にStudio Oneのマスタリング機能を使ってみたところ、各楽曲の音量やエフェクトの調整は問題なく行えました。
以上を踏まえて、Studio Oneは低価格でありながら楽曲の録音や打ち込みからマスタリングまでこなせる優等生なDAWソフトだと思いました。
更なるStudio Oneのバージョンアップ
現在、私は「Studio One3」にアップグレードしたものを使用しています。
ですが、先日登場した「Studio One5」へ更なるアップグレードする予定です。
Studio Oneは、これから宅録を始めようと考えているアナタの強い味方となってくれるでしょう。
Studio One5へアップグレードを検討している方は、以下の記事で解説をしているので参考にしてみてください。
