Studio One 5新機能!クリップゲインエンベロープが優秀過ぎた

ユザワ屋
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webライターのユザワ屋(@sakuraworks96)です。

先日購入したStudio One5ですが、様々な新機能が追加されて話題になっていますね。

今回は、その中でも私が特に注目した「クリップゲインエンベロープ」機能について紹介したいと思います。

ボーカルの音量調整に苦戦しているミックス師の方には特に恩恵が大きい機能になっているので、ぜひ目を通してみてください!

Studio Oneのクリップゲインエンベロープとは?

ボーカルのミックスをしたことがある方なら、一度はオートメーションを書いた経験があると思います。

クリップゲインエンベロープは、上記によく似た音量を調整するオートメーションだと思ってください。

 

それなら今までのオートメーションで良いじゃんと思うかもしれませんが、クリップゲインエンベロープは既存のオートメーションとは全く違う特性を持っています。

それぞれ、詳しく解説しましょう。

独立したオートメーション

今までのオートメーションで音量を調整してしまうと、その後にフェーダーで音量調整ができなくなるというデメリットがありました。

ですが、クリップゲインエンベロープは独立したオートメーションなので、フェーダーの音量に一切関与しません。

クリップゲインエンベロープを使えば、ボーカルトラックのオートメーションを書いた後でも、元のボリュームフェーダーを好き勝手いじれます

そのため、インサートしたプラグインで音量の微調整をする必要が無くなりました。

プラグインの前段でオートメーションを書ける

クリップゲインエンベロープは、プラグインの前段で音量を調整できます

つまり、コンプレッサーで大きい音を無理矢理叩く前に、ある程度音量をなだらかにできるということです。

そのため、コンプレッサーが特定の大きい音を必要以上に潰してしまう心配が無くなりました

 

クリップゲインエンベロープは手書きで調整できるので、どんな波形にも対応できる点が非常に便利ですね。

音量変化をリアルタイムで視覚化できる

上記の2点は、これまでのStudio Oneでも擬似的にできます。

例えば、インサートの一番上にPro EQを入れて、オートメーションにPro EQのGAINを追加すれば同じ効果が得られます。

クリップゲインエンベロープの一番の違いは、音量変化をリアルタイムで視覚化できる点でしょう。

 

クリップゲインエンベロープを使った波形は、リアルタイムで大きさが変わります。

なので、再生しなくても音量の大き過ぎた、小さ過ぎたが一目で分かります。

 

実際にクリップゲインエンベロープを試してみましたが、目で見ながらオートメーションが書けるのがこんなに便利なものかと驚きましたよ。

クリップゲインエンベロープは、これからミックスをする際には必ず使う機能になると確信しています。

Studio Oneのクリップゲインエンベロープの使い方(画像付き)

クリップゲインエンベロープの特徴を説明したので、ここからはクリップゲインエンベロープの使い方を解説したいと思います。

 

まず、何でも良いのでボーカルトラックが入っているソングファイルを開いてください。

上記のようにボーカルトラックを選択したら、右クリックをします。

赤枠の部分に「ゲインエンベロープ」という項目があるので、チェックを入れてください。

上記のようにチェックを入れると、トラックの波形の真ん中にオートメーションの線が出てきます

こちらが何もいじっていない状態です。

この時の音声データを貼っておきましょう。

次に、調整した後のトラック画像です。

上記の画像のように、歌詞の「キミ」の部分を少し大きくしました。

変更後の音声を貼ります。

今回は大きな変化は感じないかもしれませんが、クリップゲインエンベロープの便利さが少し伝わったかなと思います。

Studio Oneのクリップゲインエンベロープの使いどころ

クリップゲインエンベロープはボーカルトラックの調整に重宝すると言いましたが、ボーカルトラック以外にも使いどころはたくさんあります。

例えば、ドラムトラック

一発だけ大きくなってしまったスネアやキックはコンプレッサーで圧縮するよりもクリップゲインエンベロープを使う方が自然な質感を保てるでしょう。

私は、曲によっては各ドラムトラックにコンプレッサーを使わないことがあるので、特に重宝します。

 

ベースも同様です。

小節の頭などで必要以上にアタックが大きくなってしまった箇所は、クリップゲインエンベロープで抑えることが多くなると思います。

 

マスタリングでクリップゲインエンベロープを使うかと言われると、正直まだ分かりません。

Studio Oneは、マスタリングファイルとソングファイルの行き来が自由なので、私はミックスに戻ってトラック自体を調整するんじゃないかなと思っています。

クリップゲインエンベロープはどのグレードで使えるの?

クリップゲインエンベロープは、「Studio One5全てのグレー使用可能です。

そうです、無料版のPrimeでも使えるというから驚き。

Presonusさん、結構太っ腹ですね。。。

 

ミックス師の中には、無料版のPrimeやArtistを使用している方も多数いると思います。

ですが、どのグレードのユーザーでもクリップゲインエンベロープで手軽に音量調整を楽しめるようになりました!

 

まだクリップゲインエンベロープの情報は少ないですが、多くのユーザーに試してみて欲しい優秀な新機能だと感じています。

クリップゲインエンベロープは、今までより少し手軽に、少し高品質なミックスの良きパートナーとなるでしょう。
以下、サウンドハウスの商品リンク画像です。
ドイツのプログラマーがデザインした、スタイリッシュな見た目が特徴のStudio One。バージョン5から新たに「ショー・ページ」機能が追加され、ライブ・パフォーマンスにも適したDAWになりました。また、クリップ・ゲイン・エンベロープ機能を使えば、オーディオ音量の編集を直感的かつ自由に描画しつつ行うことが可能です。
当ブログでは、Studio One 5のアップグレード方法を画像付きで解説しています。

最安値も掲載しているので、アップグレードを検討している方は以下を参考にしてみてください。

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